女性にとって不名誉なあだな

「お局様」という言葉が生まれたのは、江戸時代の大奥があった頃の話です。女性ばかりが集まる大奥の規律やルールなどを全て決め、その人に逆らう事は決してできませんでした。その存在こそ局様と呼ばれ始めた最初のきっかけです。それが現代になり、主に職場などで用いられるようになりました。どこの職場にもベテランさんは必ずいます。何年も働き、職場の事をよく知り、新しく入ってきた人にとってはもうすっかりベテランさんです。新人さんのお世話をする人をトレーナーと呼びますが、トレーニングをしてくれる人も、教え方がうまく優しく丁寧に接してくれる人、厳しい口調だけれど的確な指示をしてくれる人、面倒で適当にしか教えてくれないであとは放置する人など様々です。今言った3タイプのうち後者2タイプがお局さんになりやすいタイプの人です。優しく丁寧で教え方のうまい人は、同時に周りがよく見えている人です。そういった人は職場の空気を読む事もでき、乱す事もしません。なので職場の人にお局さんといやみなあだ名をつけられる事もまずありません。先程の後者2パターンのタイプの人達は的確な指示をしてくれる方は不器用な性格な為か、仕事なのでしっかりとという考えがあっての理由ならば尊敬される立場にいるのでいやみなあだ名はつかないでしょう。2つめのタイプの人は、周りが見えておらず、自分勝手な仕事ぶりです。これはよくありません。いやみなあだ名がついてもおかしくないでしょう。職場でうまくいかない人は、まず自分がどうなのかを知る事から始めてみて下さい。